窓の電動シャッターで多いトラブル解決ガイド!長く使うためのポイントもご紹介
窓に取り付けた電動シャッターも使用年数が長くなればなるほどトラブルも増えてきます。
いきなり動かなくなってしまうこともあれば、小さな違和感から少しずつトラブルが目に見えるようになるケースなど状況は様々ですが、少しでも長く使うためにはやはり、お客様ご自身でのメンテナンスや定期的なチェックが必要です。
今回は当にもご依頼が多い窓シャッターのトラブルと、ご自宅での取り扱い方について専門家である私たちがご紹介します。
窓シャッターの一般的なトラブル
窓の電動シャッターも使っているうちに色々なトラブルが起こりますが、その中で最も多いのが「動かなくなった」というお問い合わせです。
動かなくなる原因も使用状況や環境などによって異なりますが、現在、当社にもお問い合わせいただくことが多い窓シャッターのトラブルとその対処方法についてお伝えしたいと思います。
電動がうまく作動しないときの対処法
窓シャッターが自動で動かない場合、まず最初に確認いただきたいのは電源の接続状況です。リモコンの電池が切れていないか、スマートフォンと連動している場合は繋げるための機器が正しく接続されているかを確認してみてください。
意外に、Wi-Fiが切れていたりスマートフォンのアップデートが行われたことによる不具合で作動しなくなるケースがあります。
灯台下暗しではありませんが、リモコンの電池残量が少なくうまく作動しないということも意外に多いので、動かない時は最初にリモコン電池を交換してみましょう。
それでも問題が解決しない場合は、シャッター本体の配線やモーターをチェックする必要があるので、取り付けを依頼した業者もしくはメーカーにお問い合わせくださいね。
もちろん取り付けた業者でなければいけないということはないので、ご自宅から近い業者でも知り合いの業者でも構いません。
シャッターの異音や振動があるときの対処法
窓シャッターから変な音がしたり、いつもより振動が激しかったりする場合は、シャッターの取り付け状況を確認しましょう。シャッターがずれや取り付け部分のゆるみなどで動きが不安定になったり、音に違和感がでたりするのも電動シャッターに多いトラブルのひとつ。
この場合、シャッターのレールやモーター部分に異物が詰まっている可能性が考えらるので、掃除をしてみたり、動きをスムーズにするために潤滑油をさすことでトラブルが解決することも多い傾向にあります。
トラブルの予防と定期的なメンテナンス
できることならトラブルがないように長く使い続けたいものですよね。
窓シャッターだけでなく、物を長くつかうためにはメンテナンスや大切に扱うということが必要です。
定期的な清掃と潤滑
窓シャッターを長く使うためには、なによりも考えられるトラブルを予防することにあります。
雨風にさらされて動きが鈍くなるものは電動シャッターに限ったことではありませんが、電動で動くものこそ定期的な掃除やメンテナンスは欠かせません。
シャッターの表面やレール、モーター部分に付着した汚れやホコリを取り除き、適した潤滑剤を使ってメンテナンスをしましょう。
「またでいいや」と掃除や潤滑を怠ってしまうと、シャッターの動作に支障をきたして、「動かなくなった!」「変な音がする!」といったトラブルに見舞われる可能性が高くなりますので、長く使うためにもメンテナンスをしっかり行うことを推奨しています。
毎日開閉するものだからこそ目と耳でチェックする
毎日の習慣で何気なくボタンを押して開け閉めをするものだからこそ、目と耳を使って異音や異常を早期発見することも大切です。
「なんとなくいつもと音が違ったな」「ガタガタとシャッターが開閉するようになった気がするな」など小さな違和感を見逃さないようにしていただきたいと思います。
シャッターの動作状況や異常音の有無、レールやモーターの状態など毎日とは言いませんが、違和感がなくても定期的にチェックすることでトラブルは予防できます。
専門家への相談と修理の手続き
掃除やこまめなチェックなどのメンテナンスが長く使うポイントではあるものの、下手にいじって壊してしまうケースも実際に見られます。
良かれと思ったことが故障につながるということは、本来なら必要のない部分に費用を捻出しなくてはいけなくなってしまいますので、以下のことを念頭におきながら正しい方法でメンテナンスを行うようにしていただきたいと思います。
期間内であればメーカー保証で修理する
窓シャッターの保証期間内にトラブルが発生した場合は、取り付けた業者に依頼し確認してもらってください。
状況によってですが取付業者からメーカーに連絡するか、もしくは「メーカーに直接問い合わせをしてみてください」と依頼されますが、保証期間内であれば無償で修理や交換ができることがほとんどです。
また、保証書や購入時のレシートは場所を決めて保管することも併せておすすめしています。
いつもと違う場所に保管すると見つけることが難しくなるほかにも、最悪の場合、捨ててしまう可能性もあります。
「高いものだしそんなにすぐには壊れないだろう」と思われるかもしれませんが、意外にも初期のトラブルは多かったりします。
保証書やレシートは実はとても大切なものなので、先延ばしにせず決まった場所へ保管するようにしてくださいね。
専門家による修理サービスの利用方法
定期的な掃除や潤滑油を注ぐ等のメンテナンスはとても大切ですが、何か異常があった際、いじってしまうのは故障の原因になることもあります。
保証書や説明書に記載されている「よくあるトラブル」にまずは目を通してみましょう。そこに記載されている内容に従って対処してもトラブルが解決できないときは、下手にいじらず専門である修理業者に依頼してください。
もちろん窓シャッターを取り付けた業者へ依頼する方が工事状況がわかっているのでスムーズですが、いつでも駆けつけてくれる信頼のおける修理業者を見つけておくのもいいですよ。
口コミだけでなく知り合いなど、人づてに聞いてみると意外と身近に専門家が見つかることも少なくありません。
また、見積もり金額が事前に確認できたら、必要に応じ複数の業者から相見積もりを取ることもおすすめします。
実際に修理をしてみると、見積金額以上に追加料金が発生することもあったりしますので、修理をするためにはどんなケースが考えられて、どのくらいの費用がかかりそうなのか丁寧に説明してくれる業者を選んでいただきたいと思います。
余談にはなるのですが、「シャッターメンテナンス業者」をインターネットで調べるとちらほらと怪しそうな業者がいます。
メンテナンス・修理などの価格は標準化価格のない世界です。依頼をする前にはきちんと調べて信用できる業者へ依頼されるのをお勧めします。
窓シャッターのトラブルは2つの解決方法があることを覚えておく
ご自身でできることに限界はあるものの、定期的なメンテナンスがどこまでできているか、またトラブルがあったときに早めに対処できるかで支出が大きく変わってしまうことも少なくありません。
もちろん使用年数にもよりますが、取り付けてから間もないトラブルはメーカーの保証や業者独自の保証対象となることもあります。
決して安いお値段ではない電動シャッターですから、少しでも長く安心して使っていただくことが一番重要なので、少しでも違和感や異変を感じたときはご自身で行っていただく解決方法をまずは行ってみる、それでもシャッターに違和感があるときはすぐ業者に依頼してくださいね。
「ちょっと様子を見てみよう」
これが後々、トラブルを大きくしてしまったお客様もいらっしゃいました。
当社が取り付けた窓シャッターはもちろんですが、そうではないご依頼についても迅速かつ丁寧をモットーに、スタッフ一同、常日頃から心がけて対応しています。
シャッターのお困りごとがある際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。